基礎が足りないというより、つなぎ方で詰まる
タグを知っている。プロパティも触れる。JavaScriptも調べれば書ける。それでも実務では、なぜその実装にしたのかを言えずに苦しくなることがあります。本書が見ているのは、そのズレです。断片的な知識を増やすより、一つの画面の中でどう判断がつながっているかを見直していきます。
基礎を、仕事の言葉に戻す
HTMLを学び直す。CSSを触る。JavaScriptの文法を押さえる。その先で止まりやすいのは、作れるのに説明できないという感覚です。本書はフロントエンドの基礎を、見た目を作る技術としてではなく、仕事の価値を画面と言葉で渡すための言語として捉え直します。
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HTML・CSS・JavaScriptの基礎を使って、仕事の価値を形にする
本の内容
タグを知っている。プロパティも触れる。JavaScriptも調べれば書ける。それでも実務では、なぜその実装にしたのかを言えずに苦しくなることがあります。本書が見ているのは、そのズレです。断片的な知識を増やすより、一つの画面の中でどう判断がつながっているかを見直していきます。
HTMLは情報に意味を与えるもの。CSSは見せ方に意図を与えるもの。JavaScriptは振る舞いに理由を与えるもの。本書ではこの三つを別々の知識として並べず、主題は何か、どこまでがひとまとまりか、何を先に見せるか、どの操作で何が変わるかという問いに結びつけて扱います。
AIはそれらしいHTMLやCSSやJavaScriptの断片を出せます。ただ、見た目が近いことと、仕事として成立することは同じではありません。主題は何か。補足はどこに置くか。状態はいくつあるか。そうした基礎の座標がないと、出力の良し悪しを判断しにくい。本書は、その評価の足場になる視点も扱います。
本書が重視するのは、派手な実装ではありません。見出し、本文、補足の関係。余白や太さや色が持つ優先順位。イベントの前に整理すべき状態遷移。制作物を日本語に戻して説明する感覚。フロントエンドの基礎を学び直しながら、伝える力を曖昧な話で終わらせず、仕事の判断として整えていく一冊です。
私は、基礎は学習の最初だけにあるものではなく、仕事のたびに戻る座標だと思っています。この本では、その座標を画面と言葉の両方から確かめられるように書きました。
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