表紙画像は、KDPのどの規定に合わせて書き出せばいいですか。推奨サイズは高さ2,560ピクセル・幅1,600ピクセルで、TIFFまたはJPEG形式・ファイルサイズ50MB未満・解像度300PPI以上・RGBのカラープロファイルで書き出します。
結論(先に答え)
表紙のデザインが決まっていても、書き出す設定を誤ると審査で差し戻されます。寸法・解像度・ファイル形式・ファイルサイズの4つを、書き出す前にまとめて確認しておくと手戻りを防げます。表紙全体の作り方は表紙と挿絵の作り方、テイストの選び方はデザイン経験がなくてもKindle表紙を作る手順で扱っています。
手順1: 寸法を高さ2,560px・幅1,600pxに合わせる
KDPの公式ヘルプでは、表紙画像の推奨寸法を高さ2,560ピクセル・幅1,600ピクセルとしています。受け付けられる最小サイズは高さ1,000ピクセル・幅625ピクセル、最大は高さ・幅とも10,000ピクセルです(KDPヘルプ: 電子書籍の表紙画像の必要条件、2026年9月11日確認)。
縦横比は1.6:1以上が理想的とされています。デザインソフトで新規ファイルを作るときは、この寸法をキャンバスサイズとして最初に指定しておくと、あとから比率がずれる心配がありません。詳しい寸法の考え方は表紙サイズの用語解説でも扱っています。
手順2: 解像度を300PPI以上で書き出す
KDPの公式ヘルプでは、画質を確保するために最低300PPIの解像度を推奨しています(同ページ、2026年9月11日確認)。解像度が低いまま書き出すと、寸法が合っていても拡大時にぼやけて見えることがあります。
デザインソフトの書き出し設定で解像度を確認し、初期値のままにせず300PPI以上を明示的に指定します。
手順3: ファイル形式をTIFFまたはJPEG、カラーをRGBにする
対応するファイル形式はTIFF(.tif/.tiff)またはJPEG(.jpeg/.jpg)で、カラープロファイルはRGBを指定します(同ページ、2026年9月11日確認)。印刷用のCMYKでは受け付けられません。
デザインソフトによっては、書き出し時の初期設定がCMYKになっている場合があります。書き出す直前にカラーモードの設定を確認します。
手順4: ファイルサイズを50MB未満に収める
ファイルサイズは50MB未満にする必要があります(同ページ、2026年9月11日確認)。ただし、別ページの「表紙画像のガイドライン」では5MB以下と記載されており、ページによって値が異なります。5MB以下に収めておけば、どちらの条件も満たします。寸法や解像度を上げるとファイルサイズも大きくなるため、書き出し後に必ずサイズを確認します。
KDPの表紙画像ガイドラインのページでは、短辺が500ピクセル以下の画像はアップロードはできてもストア上には表示されないとも案内されています(KDPヘルプ: 表紙画像のガイドライン、2026年9月11日確認)。書き出したサイズが極端に小さくなっていないかもあわせて確認します。
手順5: 書き出し後にKDPへアップロードして確認する
書き出したファイルをKDPの管理画面にアップロードし、プレビューで表示を確認します。表紙に価格やセールなど一時的な販促情報を含めることはできないとも案内されているため、文字要素にそうした情報が入っていないかも確認します(同ガイドラインページ参照)。
つまずきやすい点
- カラーモードがCMYKのまま書き出し、審査で差し戻される
- 大きな画面で作業して満足し、書き出し後のファイルサイズを確認し忘れる
- 短辺が500ピクセル以下の画像を使い、ストアに表示されないことにあとで気づく
- 「セール中」「期間限定」のような販促文言を表紙に入れてしまう
- 表紙と本文用の画像を混同し、解像度が足りないまま書き出してしまう
条件は随時更新されるため、書き出す前に最新の数値をKDPの公式ヘルプで確認しておくと安心です。表紙で複数回作り直した経験は表紙がそろわない話でも扱っています。
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表紙は30種以上のテイストから選ぶ形式で、生成した画像はKDPの推奨寸法に沿って書き出されます。寸法・解像度・カラープロファイルを手動で設定し直す手間がありません。
書き出したファイルは、そのままKDPへの入稿に進められます。作り直しが必要になった場合も、テイストを選び直すだけで、書き出し設定をやり直す必要はありません。