内容紹介欄に連絡先やURLを書けないという制約の中で、本のコンテンツに直接関係するWebサイトへのリンクと、ASINを使った書籍専用LPとの相互リンクを組み合わせて導線を作ります。
結論(先に答え)
KDPの公式ヘルプでは、内容紹介欄に電話番号・住所・メールアドレス・WebサイトのURLを含められないとされています。一方で、本のコンテンツで扱う話題に直接関係するWebサイトや、著者に関連するソーシャルメディアへのリンクは、本文中に置くことが認められています。この2つの制約を前提に、ASINを使った自分のWebサイトと本の商品ページの相互リンク、書籍専用LPを組み合わせて導線を設計します。
手順1: 読者に取ってほしい行動を1つ決める
相談の予約なのか、資料請求なのか、事務所のWebサイトを見てもらうことなのかを、最初に1つ決めます。行動が複数あると、読者はどれも選ばずに終わります。
手順2: 内容紹介の制約を前提にする
内容紹介欄には連絡先情報やURLを含められません。商品説明の書き方自体はKindle本の商品説明の書き方で扱っていますが、問い合わせへの案内をここに直接書く方法は使えません。
手順3: 本文中のリンクは内容に直接関係するものに限る
KDPの公式ヘルプによれば、外部リンクは読者体験と本のコンテンツをより意義あるものにし、それらに直接関係する場合に限って認められます。本のテーマに関係するWebサイトや、著者に関連するソーシャルメディアが例として挙げられており、顧客情報の入力を求めるWebフォームへのリンクは禁止されています。本の巻末に置く著者紹介などで案内するリンク先も、この条件に当てはまるかどうかを確認してから使います。
手順4: ASINで自分のWebサイトから本のページへリンクする
10桁のASINを使うと、自分のWebサイトから本の詳細ページへ直接リンクできます。基本のURL形式の末尾にあるASINの部分を、実際の番号に置き換えるだけで作成できます。ASINはKDPの本棚ではタイトルの下に、商品詳細ページでは商品の説明の下に表示されるため、公開後すぐに確認できます。
手順5: 書籍専用LPと商品説明で案内をそろえる
商品ページに直接書けない案内は、販売文と商品ページ・書籍LPの作り方で扱った書籍専用LPで補います。本文中のリンク・商品ページ・LPで、案内する行動の言葉をそろえておきます。
手順6: 特典コンテンツとしての誘導は避ける
KDPの公式ヘルプでは、著者のWebサイトやメールリスト登録を促すリンク、報酬を示唆する記述は、特典コンテンツの文脈で禁止されているとされています。巻末の案内を作る際はこの制約を踏まえます。
つまずきやすい点
- 内容紹介に連絡先やURLを書いてしまい、規定に触れる
- 本文中のリンクが本のコンテンツに直接関係しない外部サイトになり、ガイドラインに触れる
- 特典コンテンツとして著者サイトやメールリスト登録を促す記述を入れてしまう
- 商品説明・本文中のリンク・LPで案内する行動の言葉がそろっておらず、読者がどちらを信じればいいか迷う
- 導線づくりを本文が完成したあとの作業として後回しにする
- 問い合わせフォームへの直接リンクを本文に置こうとして、顧客情報の入力を求めるリンクの禁止に触れる
- ASINを取得する前提の導線を先に決めてしまい、本の詳細情報の入力が終わるまで動かせない
出版ラクダではどうなるか
出版ラクダは、原稿を入れるだけで目次・本文整形・表紙・挿絵・販売文を生成し、EPUB/Kindle入稿用EPUB/PDFまで書き出す、買い切り型のKindle出版支援Webサービスです。書籍専用LPは10レイアウトバリエーションから選べ、本の内容と同じ材料から作るため、商品説明とLPで案内する行動がずれる心配がありません。販売文も1冊あたり1本・3本・10本まで生成できるため、導線の言葉をそろえる作業を別の依頼先に発注する必要がありません。本を作る工程とLPを作る工程が同じプロジェクトの中にあるため、内容紹介に書けない案内も、LP側の言葉で補う判断がしやすくなります。