KENPとは
KENPとは、Kindle Edition Normalized Pagesの略で、Kindle Unlimitedを通じて読者が読んだページ数を示す指標です。KDPセレクトに登録した本は、購入だけでなく「読まれたページ数」に応じた印税も受け取れます。ページ数は、フォントや端末の設定に左右されないよう、KENPC v3.0という共通のものさしで計算されます。
読者が同じページを繰り返し読んでも、印税の対象になるのは初めて読まれた分だけです。
KENPと印税の計算
Kindle Unlimitedの印税は、毎月決まった総額の基金を、KDPセレクトに登録した全著者の読了ページ数のシェアに応じて配分する仕組みです。基金の総額は毎月Amazonが発表し、あらかじめ固定された単価が決まっているわけではありません。国ごとの配分も、為替レートや地域の購読料金などによって変わります。そのため、同じページ数が読まれても、月によって受け取る金額は変動します。
KENPと通常の印税の違い
通常の印税は、本が1冊売れるごとに定率(35%または70%)で計算されます。一方でKENPによる報酬は、購入の有無に関わらず、Kindle Unlimitedで読まれたページ数に応じて発生します。同じ本でも、購入した読者からは通常の印税、Kindle Unlimitedで読んだ読者からはKENPに基づく報酬というように、収益の発生の仕方が異なります。
KENPが必要になる場面
本をKDPセレクトに登録し、Kindle Unlimitedの対象にする場合、KENPは印税の計算に直接関わります。単価が固定の印税率とは別に、毎月の読了ページ数に応じた金額が加わるためです。レポート画面では、既読ページ数の列で確認できます。
KENPでつまずく点
KENPの金額は、月ごとの基金総額を著者全員の読了ページ数のシェアで割って決まるため、あらかじめ確定しているわけではありません。また、月次のKENP数は翌月15日ごろに確定するため、公開直後のリアルタイムの数字を追いかけても意味が薄いという点も、初めて扱う人がつまずきやすいところです。1人の読者あたりの上限は、1タイトルにつき3,000ページです。Kindle Unlimitedの対象にするかどうかは、通常の印税とKENPのどちらを重視するかによっても判断が変わります。
出版ラクダではどうなるか
出版ラクダは、原稿を入れるだけで目次・本文整形・表紙・挿絵・販売文を生成し、EPUB/Kindle入稿用EPUB/PDFまで書き出す、買い切り型のKindle出版支援Webサービスです。KENPの発生はKindle Unlimitedでの読了状況によって決まるため、出版ラクダ側では扱いません。そのかわり、読者に本を手に取ってもらうための販売文を1〜10本、書籍専用LPを10レイアウトバリエーションから用意します。